カリキュラムは、日本精神神経学会の精神科専門医制度で求められる履修内容（研修ガイドライン）に準じています。期間は原則として2年。最初は、外来での陪診により診療を学びながら、病棟では指導医のもとで主に急性期の患者を主治医として受け持ちます。カンファレンスやデイケアプログラムへの参加も必須とし、徐々に単独での診療に移ります。

各種学会や研修会への参加も積極的に奨励しています。また、グループホーム、地域活動支援センター、訪問看護、居宅介護支援事業所、老人性認知症疾患医療センターなども備えており、当院の規模と多様性を生かして、どのような状況にも対応できる精神科医の育成を目指しています。精神保健指定医を最短期間で取得できるだけの症例を経験できます。なお、他科より精神科を希望する医師に対しても、同様の後期研修プログラムを実施しています。